事例
実際に当社の支援を受けて日本市場で事業を構築された方々の記録です。成功事例だけでなく、課題や判断の過程も含めてお伝えします。
すべての事業が順調に進むわけではありません。市場環境、商品特性、お客様の実行力によって結果は大きく異なります。以下は実際に起きたことの記録です。
山田真理子さん — 生活雑貨事業
「全くの未経験でした。最初は『日本市場なら良いものを売れば売れる』と思っていましたが、競合の多さと顧客の期待の高さに驚きました。」
取り組んだこと
- 市場調査で「日常的に使われ、品質が評価されやすい」カテゴリに絞り込み
- 3社のサプライヤーと商談。最終的に小ロット対応と品質安定で1社を選定
- ECサイトはシンプルに。商品の背景と使い方を丁寧に記載
- 在庫は最初3ヶ月分を確保。顧客対応は自分で最初1年担当
開始から14ヶ月で月商280万円を達成。現在はリピート率42%。安定した売上を維持できていますが、広告費の高騰や新商品開発の難しさは今も課題です。
「保証はありませんでしたが、段階的に判断材料を揃えられたのが良かったと思います。」
鈴木あかりさん — 伝統工芸品
「地元の工房の製品を全国に届けたいという想いがありました。作り手の背景をどう伝えるかが最も重要だと感じました。」
取り組んだこと
- 工房を複数訪問し、作り手との関係を構築
- 商品1点ごとに背景・製法・素材のストーリーを丁寧に記載
- 小ロット生産のため、在庫回転を意識した品揃え
- 物流は福岡の事業者と契約。配送時の破損対策を徹底
開始から10ヶ月で全国47都道府県への出荷実績。単価は高めですが、ストーリーをしっかり伝えることでリピートと紹介が増えています。
「作り手との関係が深まったことで、商品の価値を自信を持って伝えられるようになりました。」
佐藤健一さん — 地方食品の東京展開
「地方の優良食品を東京・大阪で展開したいと考えていました。食品は物流と在庫管理が特に重要だと実感しました。」
取り組んだこと
- 生産者との直接契約。温度管理が必要な商品のため冷蔵物流を整備
- 在庫は最初少なめ。需要を見ながら徐々に増やした
- ECだけでなく、リアル店舗との連携も検討(現在進行中)
- 賞味期限管理と返品ルールを明確に設計
半年で黒字化。現在は月商180万円程度を維持。物流コストと在庫ロスが継続的な課題です。
すべての事業が成功するわけではない
市場環境や商品特性、お客様の実行力によって結果は大きく異なります。当社は売上や利益の保証は一切行っていません。
以下のようなケースでは、事業を進めないことをお勧めすることもあります:
- 初期投資額が事業規模に対して著しく不足している場合
- 日本市場での継続的な関与が困難な場合
- 商品に明確な差別化要因が見いだせない場合
- サプライヤーとの信頼関係を築くことが現実的に困難な場合